イランに「市民革命」はあるか?
6/17にイラン大統領選の選挙結果と今後の動向を握るキーマンについて触れましたけど、今回はその続き。
外国メディアの報道規制が敷かれており、イラン国内の動向についてはインターネットを通じてちょろちょろと流れてくる感じですが、改革派は選挙の不正については徹底抗戦する構えのようですね。
http://www.asahi.com/international/update/0619/TKY200906180450.html
この辺の部分は北朝鮮と違い、多少の民度はまだあるようで少し安心(笑)
漏れ伝え聞くところによれば、テヘラン大学の学生寮を治安部隊が急襲し学生4人が死亡したり、改革派のデモに参加している群衆に対して民兵組織の人間が銃を乱射したり、と来ればまぁ、普通黙っていられない事でしょう。
ところでこちらの記事なんですが・・・。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/mideast/267829/
この記事で σ(`・・´ ) が注目したのはこの部分です「イランの支配体制はアフマディネジャド政権下で、「ベラヤティファギ」(イスラム法学者による統治)に基づく“神権政治”から、強固な保守イデオロギーと結びついた軍事支配へと実質的に変質したと指摘されている。」
なるほどね・・・この話を読みますと、かつてのイラクにおけるイラク大統領親衛隊みたいな存在になった訳ですな、革命防衛隊と言うのは。
「イザ!」での報道内容も、イランの今後の情勢変化はこの革命防衛隊とアリー・ハーメネイー氏の判断が鍵を握る、と。
でも、仮にですが・・イランの国軍が改革派についたとなれば、話は大きく変わるかも知れませんね。
場所は違いますが、かつてルーマニアで共産政権が市民革命によって倒された時もチャウシェスク大統領の親衛部隊と市民側についた国軍が衝突した事態がありました。
革命防衛隊が武力と財力を有し、また政権内部にもアフマディネジャド大統領をはじめとする閣僚を送り込んでいたとしても国軍の中にも「改革派」と言うのはいると思いますしね。
アリー・ハーメネイー氏がどちらかと言うと、同国の「象徴的存在」としての意義しか持たなくなっているのだとしたら、彼を除く「保守派vs改革派」の構図になる訳です。
純然たる「国民の選択」になるって事ですね。
「勝てば官軍」なんて言葉が日本にはありますが、アリー・ハーメネイー氏を担ぎ上げる前に、どちらの側に「武力がつくか?」がもっとも有力なキーになるような気がします。
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