「天安門事件」と似たようにならないければよいが・・
イラン国内の国内情勢は更に混乱を極めつつある模様。
先の記事でも取り上げた最高宗教指導者であるアリー・ハーメネイー氏は結局、政権側のスポークスマン的な事しか発言せず、「デモは即刻中止せよ」ですからねぇ・・。
しかし、このニュースなんですが・・。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/mideast/269348/
護憲評議会での再集計の結果、「国内の計50都市で、開票に伴う不正があったことを認めた。」とありますね。
50都市とはまた結構多い数ですが、これをもってしても「選挙に不正はなかった」と言う主張がすごいですな(;^ω^)
上記の「イザ!」でのニュース記事では海外ジャーナリストの拘束・国外追放など報道規制を強めており、「イラン・イスラム共和国は今や、ジャーナリストにとって、中国と並ぶ世界最大の監獄になった」と言う声明が「国境なき記者団(RSF)」から出された、と言うのが印象的でした。
通信社や新聞社の報道規制があっても、現代はインターネットと言う個人が情報発信できるメディアが別にあり、政権側もルホセイン・ムサビ元首相を中心とする改革派もYouTube等を積極的に利用している模様です。
ニュース報道やテキスト中心のネットニュースを読むよりもはるかに説得力を持ちますね。動画と言うのは。
これはYouTubeから引っ張ってきたものですが、「混乱」と言う表現よりもここまで来ると当局の「弾圧」と言った方が正しいでしょう。
この動画を見て、 σ(`・・´ ) は昔1989年に起こった「天安門事件」を思い出しました。
全く展開がよく似ているな・・と。
事の発端に若干の違いはあるものの、デモに対する治安当局の強硬姿勢や最高指導者のデモ群集に対する批判、デモを先導したとしてリーダー格の人間達を逮捕・拘束。そして、この流れは今、首都テヘランだけでなく地方にも波及しつつある・・・。
大統領の権限で全土に「戒厳令」でも敷かれた日には、それこそ天安門事件の再来みたいなものでただでさえ国際社会から孤立しつつあるイランにとって間違いなく打撃になるでしょう。
もっとも、混乱に乗じて密やかにイスラエルがイランの同盟国であるシリアに対して何らかの働きかけをしていたり、パレスチナの「ハマース」に対しても停戦協定を打診しているやにも聞いてますが・・。
非暴力的デモ行動もいいですが正直な話、統一政府が現存している限りは国際社会は具体的な支援は恐らく出せないと思います。
今のところは、ね。
オバマアメリカ大統領も「イラン国民の選択だ」と今の所は、中立的な立場ですし。
「力」がモノを言う世界では、やはり正当な発言をするにしても背景に「力」が必要か、と。
ルホセイン・ムサビ元首相を中心とする勢力は、既にやっているかも知れませんけど「国軍」を味方につける工作をするべきじゃなかろうか?と感じますよ。
何にしてももうここまできたら、選挙のやり直しでは利かない「憎しみの壁」が出来ている・・そんな風に思えてなりません。
いずれにせよ、このままじゃすまないだろうな・・と。
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